Libourne(リブルヌ)

Pomerol(ポムロール)


Ch.Clinet 1993

2007.10.14

CH.クリネ1993

香りはミントやカラメル、カシス。ボルドーの93年はいわゆるBVですが、クリネはけっこう好きかも。ほんのり甘く、ほんのり土のニュアンス。やや閉じ気味(ちょっと硬い)ですが、奥に垣間見えるプルーンやイチゴジャム、黒スグリ、ユーカリのニュアンス、そして低い酸は、開いたときの果実のパワーを期待させます。とはいっても、開けば全開で楽しめるといった酒質ではなく、中レベルの果実が満開といったふうに想像します。デキャント後、思い切って6時間くらいほったらかしにしておくと面白いかもしれません。ネットで検索したら(19.10.19現在)、同じワインはおおむね10~13Kくらいの価格ですね。う~ん、せめて8Kくらいでいてほしいのですが。ともあれ、おもてなしでこうしたワインがさりげなく出せるとかっこいいなぁ。


Ch.Trotanoy 1995

CH.トロタノワ 1995
CH.トロタノワ 1995

2004.6.26

CH.トロタノワ 1995

エノテカ 16,800円

一口含んで思わず口が窄む。どぎついタンニンが容赦ない。10年選手というのに老獪さは微塵もない、ばりばり現役選手のトロタノワ95。色は味わいに比べて意外に明るいルビー。黒さはない。縁はまだしっかり紫。まだ古酒というには早いヴィンテージだが、それにしてもまだまだ閉じているとは・・・伸びやかでまだ若さを感じる酸とこの硬さから想像するに、熟成した後の将来像がとても楽しみ。ポムロールのレヴェルの高さを再認識させられる1本。昼食のビーフシチューとあわせました。ボトル半分はまた後ほどいただきます。6時間たったトロタノワは、未だ無骨。甘さ(コク)の欠けたビーフシチューのような味気なさも感じる。時間をかけてよくなった印象はない。夕飯はしゃぶしゃぶだがうまくあうかな。このワインを開けるのはまだまだ待ちましょう。


Clos L'Eglise 2000

クロ・レグリーズ 2000
クロ・レグリーズ 2000

2004.5.22

クロ・レグリーズ 2000

エノテカ 15,000円

個人的にレグリーズ(教会)という名前のつくワインを気に入っています。いかにも『ポムロル』という名前なので。綺麗なルビー。イチゴの甘酸っぱい香り、若いブルゴーニュを思わせる重厚かつ華やかな香り。口中での明るい味わいが印象的で、低い酸と舌の上で転がる、ほのかにスパイシーなタンニンは、軽やかに口中に広がる甘さ(甘酸っぱさ)をより引き立てるステージのよう。いま飲んで充分に美味しい。3時間かけてフルボトルを飲んだが、タンニンは終始安定したスパイシーさで、決して衰えることはなかった。長期熟成も可能なようだ。終始一定のリズムで長い息があることを思うと、マラソンランナーのようなワインと喩えたくなる。2000年ものとしてはパワフルさよりもエレガントを感じるワイン。