Sauterne Barsac(ソーテルヌ・バルサック)


Lextravagant de Doisy Daene 2001

レクストラヴァガン01
レクストラヴァガン01

2007.11.9

レクストラヴァガン・ド・ドワジーデーヌ2001

エノテカ 19,800円

遅ればせながら中日の53年ぶりの優勝祝杯にと、よさげな

ワインを開けました。このレクストラヴァガン2001は市場でまったく見かけません。どこに眠っているのでしょうか。白い花、蜜、メントールの香り。香りはやや少なめ。華やかさと重厚さが相まって、やや香りが閉じている印象。味わいは未だフレッシュそのもので、レモン、ハチミツ、メロン、パイナップル、マンゴー、等など、溢れんばかりのフルーツのニュアンス。酸もまたフレッシュで、液のねっとり感と共に舌で心地よくフェードアウトしていく感じ。以前より苦味が消えたようでより外交的ではありますが、その分飲み易さアップ、表情はダウンといった感じ。それでももちろん十分美味しいですよ。秋の夜長にじっくりといただきました。【2日目】ソーテルヌってやっぱり一度に多くは飲めないですよね。ましてやフルボトルはきつい。その点、ハーフボトルは熟成のリスクを除けば、まさに適量だと思います。(レクストラヴァガンはハーフボトルのみです。)さてさて、グラス1杯分くらい残しておいたワインをいただきました。今日はリンゴと一緒にいただきましたが、酸が共鳴する感じでなんとも良いマリアージュ。


Ch.Climens 2001

シャトー・クリマン 2001

2007.6.9

シャトー・クリマン 2001

Love Love Winemen「究極のボルドーワイン会」での1本。

現時点では市場でまったく姿を見かけないクリマン2001。R.パーカーが満点をつけたことも影響しているのでしょうか。プリムールで手に入れた4本のうちの1本。すでに1本飲んでいるので、残りは後2本です。当時は1本7Kで買いました。グレープフルーツのような柑橘香が強烈。その奥にハーブがほんのり。メロン、レモン、蜂蜜、マーマレードのニュアンス。貴腐味はふんだんだけれどなんともクリーミーにまとまっており、エレガンスを感じる美しいソーテルヌ。2001年とまだ若いのに、重たさや硬さは微塵もない。これは激旨です。

さらっと爽快な酒質のシャトー・クリマン 2001

豆乳のブランマンジェとの相性は抜群。豆乳の素朴な味わいとまろやかなクリーム感と見事なマリアージュを見せていました。こってりねっとりせず、豊富な酸とトロピカルフルーツの果実味を持ったクリマンは、イケムよりも汎用がきくワインのように感じます。今後熟成を経てねっとり感が増し、よりソーテルヌらしい姿を見せるでしょう。



Ch.Rieussec 2003

CH.リューセック 2003
CH.リューセック 2003

2006.9.28

CH.リューセック 2003

ウメムラワインセラー 7,000円

いやぁ風邪がなかなか治らずに苦しんでおります。仕事の繁忙や体調不良が重なり、もうワインを2週間も飲んでおりません。セラーを物色し、つい先日購入したばかりのリューセック2003を開けることに。熟成したソーテルヌもいいけれど、このリューセックは若飲みも十分いけるワインのようです。色は鮮やかな琥珀、飴色で若いソーテルヌそのもの。抜栓と同時に鼻を抜ける貴腐香、カラメル、ハチミツ、そしてトロピカルなニュアンス。香りだけで大きな存在感があります。味わいはコンポートシロップのような濃厚な甘みにフレッシュな果実が乗り、美味しいとこ取りの美味甘味。果実先行だけれど口中で広がるきれいな酸や鼻を抜けるほのかなセメダインのニュアンス、スモーキーな余韻が素晴らしい。まだ早いはずだれけどちょっと熟成っぽさも感じました。気付いたことといえば、2001年物と比べると酸の透明感や伸びにおいてやや異質(低め)に感じますが、こちらのほうが飲みやすいかと思います。2004.2005ボルドーの値上がりでリューセックは当分買い控えることになると思いますが、これまで飲んで外れた記憶がありません。まぁそこそこの値段なので、外してもらっては困るのですが。残りは2,3日後にまた飲みます。早く風邪なおさなければですね。グラス一杯を中日戦を見ながらチビチビと飲みました。


Ch.Nairac 1987

CH.ネラック 1987
CH.ネラック 1987

2006.2.14

CH.ネラック 1987

成城石井 2,980円

約20年物のソーテルヌ。格付けは2級でバルサックのアペラシオンの中でも地味な印象がある銘柄ですね。所有者のタリ家がこのシャトーを買い取ったのがわたしの生れ年ということもあり、愛着があるワインでもあります。さてワインの中身のほうは・・・色はべっ甲色、綺麗な琥珀色。香りは幾層にも渡って広がるもので、まずはアルコールの揮発香がツンと香ります。その後に花の蜜のように繊細な甘い香り、続いて香りが膨らみ焦がしたカラメルのような香り。杏子ジャムやマーマレードも香ります。

CH.ネラック 1987
CH.ネラック 1987

一口めはこなれたオレンジシロップのような爽やかさすら感じる優しい味わい。がっちりしたオークは長年の時を経てもそのニュアンスは健在。アフターに残る煙のような苦みはこのワインの生命線。味わいを一言で言ってしまうと「レモンティー」。レモンのシロップ漬けのような清涼感がウエートを占めてきましたが、現在下降期の半ばほどでしょうか。今飲むべしのワインです。


Ch.Climens 2001

CH.クリマン 2001
CH.クリマン 2001

2005.1.30

CH.クリマン 2001

エノテカ 8,000円

セミヨン100%のソーテルヌ。PPは100点が付いているとのこと。そんなワインをこの値段で手に入れたのはラッキーだった。いまだ市場では見かけないクリマン2001。透き通った明るいべっ甲色。緑がかった色合い。蜂蜜やトロピカルフルーツのコンポートのような香りとパイナップル缶詰汁のようなとろとろさらさら感。バニラビーンズのようなはっきりとした甘さとコクが口中に広がるが、単一的にくどい甘さでなく、やさしい高貴さを感じる爽やかなもの。時間をかけて飲んでも、若さや老練さといったものが無関係のような、不思議なみずみずしさがある。ねっとりこってりした、他の偉大なソーテルヌとは一線を画した、限りなく広がるような清涼感と、あふれる複雑さを持つスタイルは印象的。 


Lextravagant de Doisy Daene 2001

レクストラヴァガン01
レクストラヴァガン01

2005.1.14

レクストラヴァガン・ド・ドワジーデーヌ2001

エノテカ 19,800円

透き通るようなあめ色のワインで、パイナップルといったトロピカルフルーツや焼リンゴのような香りが強烈。華かに漂うというより能動的に押し寄せてきます。味わいは濃密で、ハチミツのようになめらかなトロピカルフルーツそのもの。酸はまだ単独で力強く、柑橘系の果物のように甲高い。若干苦みを伴った複雑さもあって、口中で時間を置くと顕著です。全体的にはとろりとしていながらも、飲みやすい範囲内で、一滴一滴に味の濃さを感じます。昨年飲んだリューセック2001よりはねっとりしていないが、口中での存在感は断然このワインのほうが印象深い。


Ch.Nairac 1987

CH.ネラック 1987
CH.ネラック 1987

2004.10.30

CH.ネラック 1987

成城石井 2,980円

15年をゆうに越える熟成したソーテルヌ。べっ甲をこえて黒みがかったあめ色で、スーっとした南国フルーツの香りが漂う。凝縮した酸が味を引き締め、やや焦げたような苦さがほんの少しある。生フルーツと合わせたかったが、干し葡萄とあわせた。保存のせいかやや薬くささも感じたが、ボリューム感に溢れ、口中に残るねっとりした感触は甘さがしみこんでいくのがわかる。あまり目立たない銘柄だが、つくりの堅牢さを感じた。


Ch.Rieussec 2001

CH.リューセック 2001
CH.リューセック 2001

2004.9.25

CH.リューセック 2001

ワイン屋 大元 7,150円

白ワインが秀逸といわれる2001年。とかくソーテルヌ・バルサックは最高の出来と言われている。あけるにまだ早い気もするが、4本あるので、まずは若いソーテルヌをためそう。色はごらんのとおり。やや明るいべっこうで蜂蜜色。香り華やかでオレンジマーマレードやトロピカルフルーツ、アカシアの蜂蜜を強く感じる。はっきりとした樽香もある。甘さは極上でまさに甘露。辛口白ではお目にかかれないしつこくないのに分厚い酸と、樽によるスモーキーさが相俟ってすばらしいハーモニーを奏でている。ねっとりしているのに飲んだ後にのこる清涼感は、若さによるものか。甘さだけでない香ばしさに、偉大なソーテルヌとなる可能性を感じます。