2010.12.13
ブーズロン・アリゴテ 2005
オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ
シマヤ酒店 1,350円
今日は下の子の誕生日。もう13歳です、早いものです。親としては不安だった中学校生活も今のところ問題ないようで、ソフトテニスに明け暮れて頑張っているようです。このままのペースで学校生活を楽しんでくれたらよいなと切に願います。夕食は自宅で私お手製のキムチ鍋、子供の好物なんですよね。今日は牡蠣や真鱈白子を入れてみました。合わせたワインはヴィレーヌのブーズロン。ハーフボトルで2005年ものです。
色合いは淡い麦わら色。香りは、蜂蜜、メロン、パイナップル、石油、ミネラルなど、フルーツメインで盛りだくさん。飲んでみると、ややオイリーな質感でやはりフルーツがたっぷり。メロン、パイナップル、マンゴーなどなど。フルーツの厚みはこのクラスとしては秀逸です。大げさに言えば、切りたてのメロンを食べているような瑞々しさがあります。低い酸と優しいミネラルのおかげで、果実が前面に出た分かりやすく美味しいワインになっています。コストパフォーマンスのよさも嬉しいですね。誕生日ということで今日のケーキですが、連れの誕生日に食べたお店のケーキをリピートしました。
やはりここのケーキはクリームといいスポンジといい、ふわふわで美味しい。照れながら13本のローソクを一気に吹き消すプチらぶらぶわいん、親ばかですが可愛い姿でした。これにて12月の誕生日ケーキ3連荘も終了・・・と思いきや、クリスマスにはまたケーキです。
2010.10.9
ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ・ブラン"レ・クルー"2008
オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ
山崎酒店
やはり10月に入って仕事が忙しさを増しました。ようやくワインを飲めるのは週末に限られます。前回はフーリエの白を飲みましたが、今回も白をチョイスしました。色は淡い麦わら、檸檬色。香りは、柑橘やナッツ、わずかにトースト、バター。
飲んでみると、中位のミネラルに酸、グレープフルーツ、ほのかな苦味、果皮のニュアンス。さすがに若々しく、口中ではグレープフルーツをかじっているような瑞々しさがあります。飲み始めはフーリエのブランよりもくっきりした酒質です。うん、美味しいですね。フーリエはほんわかふくよかさがあり、こちらはキレがあります。
2010.6.18
ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ・ルージュ"ラ・ディゴワーヌ"2008
オベール・エ・パメラ・ド・ヴィレーヌ
山崎酒店
体調の隙を見て久しぶりにワインを飲もうと考え、さて何を飲もうかと迷ったのですが、セラーに入っているまだ買ったばかりのワインを開けました。ヴィレーヌの赤です。実はまたワインを買ってしまい、これから到着のため、保存をどうしようかと頭を抱えています。とうわけで、苦し紛れにセラーの中を少しでも開けるためにまだ新しいヴィンテージですが若飲みに踏み切った次第です。色合いは淡さも感じるクリアなバーガンディ。香りはスミレ、リコリス、土の香り。ラズベリーやチェリーの香りも。まだ香りは閉じ気味です。飲んでみると、酸がまだ硬く、酸っぱい果実味が支配しています。タンニンは若いせいもあるのか中庸なトーンながら、これまたやや硬い感じです。続けて飲んでみると、赤系果実かつひんやりした香りが鼻をくすぐります。味わいはやはり酸が優位で、果実味が酸にマスキングされている印象も。タンニンは酸の延長線上にある感じで、漢方薬のような喉越しがあります。
う~ん、決して悪くはないけれど、ここが美味しい!といった美点もあまり感じられなかったです、私の味覚では。酸は嫌いではないのですが・・・。数時間後に続きを飲んでみましたが、香りはだいぶ開いてきました。一方、味わいは酸がさらに突出し、まとまりが無くなっています。ちょっと残念な結果です。さてさて、グラス3杯ほどで耳鳴りがひどくなってきたので、今日はこれくらいにしておきます。【2日目】酸はやや落ち着きましたが、それでもまだピリピリした感じで尖っています。