Huddelot Baillet(ユドロ・バイエ)


Bourgogne Rouge 2006

2011.5.4

ブルゴーニュ・ルージュ 2006

ユドロ・バイエ

東京下町梅屋敷のこだわり屋

今日は娘と一緒に母の見舞いに行きました。貧血で入院してから数日は輸血をしたようで、だいぶ血色が戻っていました。足の浮腫みも治まり、だるさも少し改善した様子。元気そうで一安心です。明日は退院の予定と本人から話があり、それは良かったと喜んでいたところに主治医が現れ、採血の結果が今度は肝機能が著しく低下しているとのこと。元々は慢性活動性C型肝炎、肝硬変、肝癌が主病の母ですからそちらのほうが心配です。とりあえず数日入院を伸ばし様子を見ることになりました。連休中は毎日何かしらの用事があり、夜は疲れで撃沈していましたが、今夜はようやくワインにありつけました。ユドロ・バイエのレジョナル、2006年ものです。前回飲んだのは昨年12月、この時は好印象でしたので今回も期待して抜栓しました。

色はクリアなバーガンディ、透き通ってとても綺麗な色合いです。香りはやや控えめですが、黒赤系果実、、お香、漢方など。飲んでみると、まずベリーの甘酸っぱさが口中に広がり、すぐに解けて出汁梅のニュアンスとなります。続けて少し塩辛めのミネラルが広がり、フニャ旨系の味わいです。リリース当初に感じた甘ったるさもだいぶ解れて、チャーミングなキャンディといった感じ。ストレスのない飲み口に癒され、今まさに飲み頃ど真ん中ですね。デイリーワインとして非常に秀逸な1本ですが、市場では同ヴィンテージのレジョナルはなかなか見かけません。あれば追加購入したいところです。


Bourgogne Rouge 2006

バイエのACブル2006
バイエのACブル2006

2010.12.26

ブルゴーニュ・ルージュ 2006

ユドロ・バイエ

東京下町梅屋敷のこだわり屋

クリスマスの顛末ですが、連れが深夜3時くらいに子供の枕元にプレゼントを置いてくれました。朝起きた子供たちは、「あ、来た!」と包みを手に1階へ足早に降りて行き、早々とプレゼントのゲームで遊んでいました。ちなみに、上の子のプレゼントはDSのソフトと流行りのポンチョ。下の子はPSPのソフトでした。来年またサンタが来るかどうかは宿題です。クリスマスの日は私は仕事だったので、疲れでワインを飲む気力が無く、ようやく今日、飲む機会に恵まれました。飲んだワインはバイエのACブル2006です。今年の9月に飲んだ際に、やや過熟な印象があったため、再度試してみることに。このボトルは、セラーの奥で入庫以来、じっと眠っていたボトルです。状態は問題ないと思われます。色はやや明るめのガーネット。香りは赤黒系果実、ベリー、毛皮、花の香り。ピュアな良い香りです。飲んでみると、キャンディのような甘い果実、クリーミーな柔らかいタンニンで、酸は低めです。薄旨というよりは、薄甘といった感じですが、上のクラスだともっと旨みがあるのでしょうか。

バイエのACブル2006
バイエのACブル2006

味が外側に集まっている感じで、真ん中の旨みにかけていますが、良い意味で落ち着いているというかこれまでに飲んだバイエの2006ACブルでは一番良い印象のボトルです。熟成が少し入って、酒質が落ち着いてきたこともあるのでしょう。明らかに秀逸だとかすごいワインではないだけに、甘さや酸が部分的に突出していると、飲んでいてストレスを感じてしまうのですが、そういったことの無いボトルです。とてもチャーミングでした。時間の経過と共に中心にも味わいを感じるようになりました。酸に旨みが現れ、ミネラルも乗ってきて向上しています。元々薄い酒質なので、こうして旨みが乗ると、よりストレスのない好ワインになります。大げさに言えば、ゴクゴク飲めてしまうほどスムージーです。良いですね。二日目ですが、香味が増して、ベリー×ベリーといったニュアンスです。甘みが強いのは相変わらずですが、だいぶ開いた味わいで好印象です。


Bourgogne Rouge 2006

バイエのACブル2006
バイエのACブル2006

2010.9.12

ブルゴーニュ・ルージュ 2006

ユドロ・バイエ

東京下町梅屋敷のこだわり屋

今日は義父の三回忌。長野から駆けつけた連れの親類とともに、お寺に行ってきました。生前は私をわが子のように可愛がってくれた義父でしたが、改めて元気な頃の写真や、闘病時代の写真を見てみました。懐かしい思い出話に花が咲きました。義父のような優しさを自分も持てるよう、人としてさらに精進しなければと改めて感じた次第です。今日の天気ですが、暑さは今日までとの予報でしたが、そのとおりならフィナーレにふさわしい猛暑日でした。でも何だか赤ワインが飲みたい気分だったので、セラーから久しぶりにバイエのレジョナルを出してみました。おおよそ1年ぶりです。香りはやや閉じ気味。スワリングしますと、赤系とわずかに黒系果実が入った香り。腐葉土、大地の香り。1年前に飲んだときには感じなかった熟成香がわずかに入っています。ほんのりグルナッシュっぽい香りも。色合いは透き通ったバーガンディで素敵です。

バイエのACブル2006
バイエのACブル2006

飲んでみると、ベリーの果実味がチャーミングで酸は中庸。甘さがやや強く、煮詰めたシロップ、焦がしたカラメルのニュアンス。ややグルナッシュっぽい味も感じられます。う~ん、今回のボトルはちょっと予想外の味わい。フィネスが感じられないというか、やや閉じている感じもあり、残りのボトルはまた1年くらい時間を置いてから開けてみたいと思います。


Bourgogne Rouge 2006

バイエのACブル2006
バイエのACブル2006

2009.5.16

ブルゴーニュ・ルージュ 2006

ユドロ・バイエ

東京下町梅屋敷のこだわり屋

持病にワインは良くないと医者から話があり、「ええええ!」と思わず叫んでしまいましたが、ワインを飲んだ分はしっかり水補給をするつもりで、今後も飲むことはやめないつもりです。開けたのはバイエのACブル。ヴィンテージは2006です。バイエって前はかなり手に入りにくかったのですが、最近は違いますね。飲みたいワインが市場にちゃんとある。これって大事ですよね。ややもすると投機的な扱いを受けやすいワインは、本来、愛好家のすぐそばにあるべきもののはず。さて、色は淡いルビー。香りは華やかでベリーの香り。口中では果実は豊富、タンニンは控えめ、果実味を纏ったきれいな酸が心地よい。非常に伸びやか。飲んで率直に果実と香りを楽しめるワイン。ピュアな果実もこのワインの特徴です。時間がたつと香りがよりたって花のような香りが沸き起こるのはバイエらしさといったところでしょうか。反面、飲んで満足かと言えば・・・このボトルは印象に残るフィネスや複雑さを備えているかはやや力不足ですね。とはいえ、レジョナルとしての出来栄えは申し分ないと思います。


Bourgogne Rouge 2006

バイエのACブル2006
バイエのACブル2006

2008.11.28

ブルゴーニュ・ルージュ 2006

ユドロ・バイエ

東京下町梅屋敷のこだわり屋

世間では人気のユドロ・バイエのワイン。どう人気なのか飲みたくて買おうにも売り切ればかりでどうにもいかないワイン。以前に1本だけ購入できたボトルを開けてみました。開けてまず香りがいいですね。果実や花の香りがむんむん。色合いは淡いガーネットですが、透き通る色調がトルショーなんかを思い出します(トルショーよりやや濃い色合いではありますが)。味わいは甘ったるくなく、シャープで凝縮した果実がこれまた切れのあるイチゴのような酸と相まって、薄旨系の酒質で着地した感じ。今十分に飲め、球体のような飲み手に優しい酒躯になり得る、稀有なACブルの可能性を感じます。果実味はACブルとしては現時点で既に素晴らしく、非常に凝縮しており十分に楽しめます。フィニッシュがややあっさりとしていていますが、口中にほのかに残る出汁梅の味は滋味を感じます。

バイエのACブル2006
バイエのACブル2006

2時間くらい置いて飲むと、果実味と滋味との流れがスムーズでより美味しいですが、5時間くらい置くと、酸が目立ち果実もストンと落ちた印象でした。コルクを戻して翌日に持ち越すとどう変化するかは興味深いところですね。【2日目】ややほぐれてまろやかになった印象。初日よりリュット・リゾネらしいといった感じ。果実はしっかり生きています。優しいタンニンはよりこなれ、スルスルと飲めてしまいます。病み上がりの体には危ない危ない。


Chambolle Musigny VV 2005

力強い酒質のバイエのシャンボール
力強い酒質のバイエのシャンボール

2007.10.14

シャンボル・ミュジニ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2005

ユドロ・バイエ

BVCワイン会にて。同ワインは先月自宅であけたのですが、ほぼ同じ印象でした。華やかではちきれんばかりの果実で、今は零れる果実を拾い集めきれないほどの力強さ。それは果実と比例して潜んでいるタンニンにも起因する。綺麗で見事な艶のワイン。ブルゴーニュにしてはインキーで、息の長さを期待させますが、もしかしたら全盛期は10~15年で、その後ストンと落ちてしまうのではと懸念もします。バイエのストックは同ワインと同年の1erレ・クラですが、今回の試飲で当分開けるのをやめることが決定しました。某誌で「新ブルゴーニュ」と謳われるこのワインは、ブルゴーニュの原点回帰というよりは、クリアで弾力ある果実を掲げ突き進む、新たなジャンルのワインのように感じます。ともあれ話題の旬のワイン、ごちそうさまでした。


Chambolle Musigny VV 2005

ユドロ・バイエのCM05
ユドロ・バイエのCM05

2007.9.29

シャンボル・ミュジニ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2005

ユドロ・バイエ

梶原酒店 5,580円

今日は寒い一日でした。ようやく秋に差し掛かったのでしょうか。ワインが美味しい季節の到来を予感させます。さて、お題のドメーヌ、ユドロ・バイエは今もっとも入手困難なドメーヌではないでしょうか。このボトルは平日に休みを取った際、たまたまネットで見かけてナイスタイミングで運よく購入できたものでした。さてさて、抜栓と同時に赤系果実、花の香りがふんわり立ち上ります。これはいいですね。“ワインは香りだ”なんて言葉を聞いたことがありますが、たとえるならまさにそんな感じ。香りで引きつけられます。色合いはやや淡いワインレッド。味わいはミネラルをやや強く感じ、想像より目が詰まった密度を感じます。酸はシャープかつ綺麗な余韻。全般にクリアでピュアな果実を感じますが、若いVTのせいかタンニンが勝っています。最近流行の薄旨とはちょと違う印象を受けましたが、どんなものでしょうか。同時入手したレ・クラも試してみたいのですが、これは数年待ちたいので、再度村名を買うチャンスをうかがいたいです。