Vacqueyras(ヴァケラス)


Eric Bouletin(エリック・ブルタン)

Vdt Roucas Toumba Vacqueyras 2004

ルーカス・トンバ2004
ルーカス・トンバ2004

2007.9.19

エリック・ブルタン

ヴァン・ド・ターブル ルーカス・トンバ 2004

Cave de Oyaji 4,980円

先週末から今週頭にかけて風邪で寝込んでおりましたが、ようやく症状が和らぎ、味覚も復活してきたので久々の抜栓。ずいぶんと間が開きました。ルーカス・トンバは2年ほど前に2003年ものを飲んでヴァケラスというACを再認識した銘柄。ほんとうは年末あたりまで引っ張って飲みたいワインですが、我慢できずにあけてしまいました。抜栓と同時に強く香るベリー系果実。獣香。ありがちなベタベタ感ではなく、キャンディのように凝縮した果実。パワーに溢れ躍動感を感じる酒質。なめし皮のニュアンスやカラメルシロップ、密度を感じる酸。コアがしっかりしていています。2004年VTの全容をいまだつかめない管理人ではありますが、同ヴィンテージはこんなしっかり者ばかりなのでしょうか。抜栓直後に1杯飲み、溢れるパワーに圧倒され、しばらくたってから(約3時間)最試飲。果実は刺激的だった殻が幾分取れ、旨みが詰まった球体に。酸は果実と香味が染み込んでおり、不死身を思わせるもの。最近カカオ99パーセントのビターチョコを食べましたが、余韻のタンニンはまさにそんな感じ。そんな酒質を規格外にさせずにまとめるのはハーブのアロマ。関心しきりだけれど、ここまできたら感動がほしい。あと何が必要なのか?時間をかけて探求する価値はありますね。

Vdt Roucas Toumba Vacqueyras 2003

ルーカス・トンバ2003
ルーカス・トンバ2003

2006.3.11

エリック・ブルタン

ヴァン・ド・ターブル ルーカス・トンバ 2003

Cave de Oyaji 4,725円

初耳のワイン「ルーカス・トンバ」。年産3,400本のブティックワイナリーとのこと。香りはあまり開いていませんが、ほのかに南国のニュアンスを感じます。抜栓直後はタンニンをほとんど感じず、ほんのり甘い果実が喉の奥ではじけてコク深いアフターにつながります。葡萄にだし汁が加わったようなコクのある果実はまるで葡萄ソースのよう。滑らかで厚みがあります。高いアルコールはパンチが効いています。酸はソースと一体でやや高め。存在感があります。飲んだ後に舌に残る繊細な粉っぽいタンニンも質感をしっかりと感じ取れ旨いです。着地ピタリといった感じで、このワインはバランスにも優れていることがうかがえます。グルナッシュにしてグルナッシュを越えた深みと優美さは驚きです。久々に思わず「何これ!」葡萄酒にもうひとつ付加価値が付いたような味わいなんですよね。これが何なのかすぐに思いつきませんが。税抜き4,500円は決して安くありませんが、これは見合った価値があります。想像よりも上のステージにあるワインですよ。


Domaine.de la Monardiere(モナルディエール)

Vacqueyras "Galejade" Blanc 2005

ガルジャード ブラン2005
ガルジャード ブラン2005

2010.8.29

ヴァケラス“ガルジャード”ブラン2005

モナルディエール

Cave de Oyaji 5,040円

連日の猛暑に、すっかりワインを飲む欲求や意欲を失っていました。毎日34~35度では、さすがに体にこたえます。でも猛暑に慣れたせいか、たまに33度くらいの気温だと、“今日は幾分涼しいなぁ”とちゃんと分かるんですよね、不思議なものです。この間、アルコールはビールで済ませていましたが、ようやく体がワインを欲してきたので、久しぶりに白を開けました。ヴァケラスの白です。珍しいですね。飲んだ履歴を調べたら、2年ほど前のワイン会で飲んだことがあるようでした。色はやや濃い目の麦わら色。飲んでみると、オイリーでねっとりとした感触。ほのかなミネラル、苦みと柔らかい酸、口中ではマンゴーなど南国フルーツのニュアンス。アフターにはちょっぴり柑橘っぽさも。まろやかな旨みのあるワインです。2年前に飲んだときよりさらに甘味が増したように感じます。ワインのみでもスイスイ飲めてしまいます。今まさに飲みごろで、旨い!ほんとうに旨い!ところで・・・。例によって体調ですが、今月は定期通院がありました。ここのところ大きな発作が無い症状を医師に話し、水の摂取量を増やしたことを話すと、やはりその効果が現れているのだろうとのことでした。アルコールはまだ沢山は飲めませんが、とにかく発作がない状態をこのまま維持したいところです。

Vacqueyras Vieilles Vignes 2004

モナルディエールのヴァケラス
モナルディエールのヴァケラス

2010.3.11

ヴァケラス ヴィエイユ・ヴィーニュ 2004

モナルディエール

Cave de Oyaji 3,990円

本日2本目がこれ。

モナルディエールは販売店が一押ししているドメーヌで、以前飲んだ2003年ものは凝縮感の素晴らしいワインでした。色はほとんど黒に近いワインレッド。香りはベリー、カラメル、ショートケーキ、インク、セメダイン、オイル。味わいは黒系に近い果実と漢方のような甘苦。

モナルディエールのヴァケラス
モナルディエールのヴァケラス

液の密度が高く、インキー。目がきっちり詰まっていて継ぎ目がない素晴らしい凝縮ある味わい。ねっとりとしていて、同銘柄の2003を上回る果実の濃さ。販売店の資料によればそろそろ飲み頃を迎えたとありますが、まだまだ若いように感じました。ゴージャスで妖艶な味わいは“艶”があり、濃いけれどアフターに残る焦がしたシロップのような甘さにチビチビとグラスが進む、そんなワインです。リリースから3年後くらいのときに飲んだモンローズ2003のようなニュアンスに近いですね。

Vacqueyras "Galejade" Blanc 2005

2008.1.19

ヴァケラス“ガルジャード”ブラン2005

モナルディエール

ヴォークリューズ・ブランより一際輝く麦わら色。凝縮された白~黄色系の果実味、ややねっとりとした舌触り、ほのかな苦味、厚みがある酸。すべての要素が一つの束になってより洗練され、定められた約束の地へ向かうかのような明確な方向性と誠実かつ実直な味わい。“ガラジャード”とは「冗談」というニュアンスの意味があるようですが、まさに成果重視で冗談のごとく作り上げられたスペシャルキュヴェですね。2005年ものですが今飲んでもその果実の勢いを楽しめます。もちろん寝かすもよしです。

Vacqueyras Vieilles Vignes 2003

ヴァケラスの2003
ヴァケラスの2003

2007.10.31

ヴァケラス ヴィエイユ・ヴィーニュ 2003

モナルディエール

Cave de Oyaji

同ワインを飲むのは二度目。1年半ほど前に飲んだときと比べて、それほど熟成が進んだ様子はありません。杏子の香り。やや焦げ感を伴う荒々しいアタック。酒質も粗さがありますがハーブやゴムのような複雑なニュアンスがあります。スパイシーさも。目が詰まった果実は、煮詰めた杏子、プルーンのように凝縮感を強く感じるもの。バランス云々はまだ先のようですが、時間の経過と共に顔を覗かせるフェミニンなニュアンスも。本日は夕飯のキムチ鍋と合わせていただきましたが、なかなか相性良し。ワインの酸味と香味が消されることなく、辛さにも負けない酒質でした。2004年物も入手したので、これは楽しみです。それにしてもものすごいブーケ、果実がむんむん薫ります。

Vacqueyras Vieilles Vignes 2003

ヴァケラスの2003
ヴァケラスの2003

2006.4.8

ヴァケラス ヴィエイユ・ヴィーニュ 2003

モナルディエール

Cave de Oyaji

抜栓とともにたちこめる香りのインパクトは思わずのけぞるほど。ゴムや漢方薬が強く香ります。味わいもファーストインパクトそのもので最初の30分は強さに終始しましたが、その後はミネラリーで果実をふんだんに含んだワインが姿を現しました。ハーブや下草のニュアンスが強く、果実は若々しい。香りで感じた漢方などの複雑さはタンニンに詰めこまれており、アフターで一気にボルテージを上げる酸とうまく絡んでいます。抜栓直後の印象は2003年ということでまだ早いのかなと思いましたが、vtの特徴なのでしょう、今飲んでも楽しめる完熟感はありますね。さらに、時間が経つほどに果実が優位になって美味しさが増すようです。ところで、開けた直後にグルナッシュにしては顕著なぬめり感がありましたが、飲むにつれ消え去りました。フードルからくるものでしょうか?