Vin de Pays(ヴァン・ド・ペイ)


Alain Paret(アラン・パレ)

Vin de Pays d'Oc Viognier Pastourou 2006

パストロウ 2006
パストロウ 2006

2009.6.22

ヴァンド・ペイ・ドック ヴィオニエ パストロウ 2006

アラン・パレ

Cave de Oyaji 1,890円

前回に続いてまたまたヴィオニエ。このボトルはアラン・パレがラングドックで造ったヴィオニエです。別ヴィンテージを以前にも飲んだ記憶があるのですが、同銘柄でもちょくちょくラベルが変わるようですね。ワインクーラーでキンキンに冷やしてから飲みました。色合いは淡い黄色で、やや青リンゴのような色合いにも見えます。味わいは甘さを感じないフルーティさといいますが、よく地ビールとかに感じるフルーティさですね。酸は非常にさっぱりとしています。口中の苦味も中庸で、スルスルというより「ゴクゴク」飲めてしまうヴィオニエです。これは料理に非常に合わせやすいでしょうね。むらのない味わいは飲みやすい酒質となっている反面、インパクトというか印象に残らない一面も持っていると言えるでしょう。とはいえ私は冷えた状態でゴクゴクもけっこう好きです。温度が上がってくるとボリュームがでてきてアルコール感もより強く感じます。シードルのようなリンゴっぽいニュアンスやナッツやバターのようなコクも舌に残ります。ほんのり石油っぽい味もあります。冷やしてワイワイ飲んでもよし、温度変化をじっくり楽しんでもよし、そういった“楽しみ方を楽しむ”には非常に手ごろな価格のワインですね。

Vin de Pays d'Oc Syrah Le Cinquet 2003

シラー・ル・サンケ2003
シラー・ル・サンケ2003

2005.12.28

ヴァンド・ペイ・ドック シラー・ル・サンケ 2003

アラン・パレ

Cave de Oyaji

いや驚きました。「絹のようにやさしい果実のやわらかさ」に出会いました。シラー種のワインと知っていたので、一口めの味を自然とイメージして臨んでいたのかもしれませんが、この味わいには驚きました。青臭さというか、スパイシーさというかシラー独特の突出するニュアンスがうまく味わいに溶け込んで気になりません。研ぎ澄ましてシラーを追えば、ニュアンスは見つかりますが、自然には感じさせない造りが見事です。この柔らかさはエレガントや優美と形容すればよいのでしょうか。1,000円程度で手に入るコストパフォーマンスも驚きですね。時間を追ごとに浮き立ってくるハーブのニュアンスも苦みが美味いですよ。あえて気付いたとすれば、ややポジティヴさに欠ける香り(特に抜栓時)が極上のやわらかさとの諸刃の剣なのかな・・・といったところでしょうか。


Brillane(ブリヤーヌ)

Cuvve de Printemps Vdp des Bouches du Rhone 2006

チャーミングな赤系果実のブッシュ・ド・ローヌ
チャーミングな赤系果実のブッシュ・ド・ローヌ

2008.8.9

キュヴェ・ド・プランタン ヴァン・ド・ペイ・デ・ブッシュ・ド・ローヌ 2006

ブリヤーヌ

非常に軽やかでチャーミング。瑞々しい苺といった赤系果実のニュアンスは、ボージョレのニュアンスを感じます。ほどほどのタンニンに甘酸っぱい酸。アフターの青っぽさ。これは夏に飲む赤ワインにもってこいですね。何しろ飲んで肩が凝らないんです。

合わせられる料理の幅も広いブッシュ・ド・ローヌ
合わせられる料理の幅も広いブッシュ・ド・ローヌ

なるほど、だからこそ北海道産ボタン海老のベアルネーズ風グラタンとの相性も良かったのではないでしょうか。海老に合わせる赤としては今後もチョイスの参考になりそうな1本ですし、たくさん飲んだけれど、もう少し飲み足りないかなぁといったときに、さりげなく開けられる赤のような存在でもあるでしょう。こういうワインをさり気なく料理に合わせたらかっこいいですね。大変勉強になりました。


Costières de Nîmes(コスティエール・ド・ニーム)

Ch. l'Ermitage Blanc 2003

レルミタージュ 2003
レルミタージュ 2003

2005.12.13

シャトー・レルミタージュ・ブラン 2003

コスティエール・ド・ニーム

Cave de Oyaji

抜栓時はナッツの香り。続いてグレープフルーツなどの柑橘系も香る。ほのかなミネラルとすっきりした酸がやさしいのみ口。コクや旨みにやや乏しいが香りを楽しみながらカジュアルにに飲めますね。気軽に飲める、これが大事。香りの変化はなかなかのもので、スワリングで熟れたメロンなんかも香ります。果実は時間の経過とともにテンションが上がり、酸と絶妙にマッチする時間帯もあります。舌上の苦みも良好、欲を言えば、香り以外にもうひとつ個性らしい個性があれば・・といったところでしょうか。


Domaine.des Tours(ドメーヌ・デ・トゥール)

Emmanuel Reynaud(エマニュエル・レイノー)

Vdp Vaucluse Blanc  2004

ヴォークリューズ2004
ヴォークリューズ2004

2009.7.2

ヴァン・ド・ペイ ヴォークリューズ・ブラン 2004

ドメーヌ・デ・トゥール

Cave de Oyaji 1,785円

今日は雨交じりの空模様で湿度も高かったですね。飲んだワインは先月末に飲んだヴォークリューズ2004のブランです。濃い麦わら色。花の香り、蜂蜜の香り。果実味は柑橘系からメロンまで幅広いニュアンス。青野菜っぽいニュアンスもあります。すっきりした酸にミネラル感もあり、口中で非常にふくよか。キンキンに冷やした状態で飲み始めましたが、温度が上がるにつれ味わいに複雑さが増し飲み応えが出てきました。ほのかに熟成感もあったりしてまろやかさも。ゴージャスな味わいではないけれど、やはりこの価格帯では群を抜く品質ですね。この日は天丼と合わせましたが、甘ダレとの相性も良く、海老との相性はもちろん、カボチャの甘みなんかにもまずまずの好相性を見せてくれました。それにしてもめっきりアルコールに弱くなりましたよ。グラス2杯でもうおなかいっぱいです。ビールはそれなりの量をいけるのですが、やはりワインは刺激が強いのですかねぇ。

Vdp Vaucluse Rouge  2004

ヴォークリューズ2004
ヴォークリューズ2004

2009.6.28

ヴァン・ド・ペイ ヴォークリューズ・ルージュ 2004

ドメーヌ・デ・トゥール

Cave de Oyaji 1,785円

ラヤスを手がけるエマニュエル・レイノー氏が造るラヤスを手がけるエマニュエル・レイノー氏が造るVdp。晩御飯の煮込みハンバーグに合わせてみました。もちろん、煮込む際にも同ワインを使用しました。香りは花やタール、藁などくっきり明瞭で、アルコール感もたっぷり。味わいは果実の甘みが強く、酸は中庸でタンニンはしっかり。ややわんぱくな酒質。ミディアム~フルボディ。果実の濃さやボリューム感があり1,500円前後の価格を考えると非常にお買い得ですね。喉が熱くなるほどのアルコール感や甘い果実はこの価格帯では文句なしの存在感でしょう。欲を言えばもう一声安いと普段飲みに強烈にお勧めですね。煮込みハンバーグにも勿論良い相性を見せてくれました。口中の肉汁や脂を流してくれつつ、口中に残る果実味が実に美味いです。晩御飯の煮込みハンバーグに合わせてみました。もちろん、煮込む際にも同ワインを使用しました。香りは花やタール、藁などくっきり明瞭で、アルコール感もたっぷり。味わいは果実の甘みが強く、酸は中庸でタンニンはしっかり。ややわんぱくな酒質。ミディアム~フルボディ。果実の濃さやボリューム感があり1,500円前後の価格を考えると非常にお買い得ですね。喉が熱くなるほどのアルコール感や甘い果実はこの価格帯では文句なしの存在感でしょう。欲を言えばもう一声安いと普段飲みに強烈にお勧めですね。煮込みハンバーグにも勿論良い相性を見せてくれました。口中の肉汁や脂を流してくれつつ、口中に残る果実味が実に美味いです。

Vdp Vaucluse Blanc  2002

2008.1.19

ヴァン・ド・ペイ ヴォークリューズ・ブラン 2002

ドメーヌ・デ・トゥール

やや白みがかった麦わら色。果実が乗ったやや重厚な酸と、熟成感を感じる煙のニュアンス。ナッティなニュアンスも。Vdpと侮ることなかれ、決して軽やかさに終始のワインではなく、食事を最初から最後までカバーできる厚みを持ったワインです。

Vdp Vaucluse Blanc  2001

ヴォークリューズ2001
ヴォークリューズ2001

2006.2.2

ヴァン・ド・ペイ ヴォークリューズ・ブラン 2001

ドメーヌ・デ・トゥール

Cave de Oyaji 1,575円

淡い黄緑~レモン色、麦わら色。未熟のバナナのようなほろ苦さとこってりしたフルーツの重厚さ。グルナッシュブラン独特の果実味。わずかに蝋のようなニュアンスも。こってり感があるのにやわらかいのみ口。余韻は舌に残るミネラリーさが印象的だが複雑さがもうひとつ欲しいところ。酸は中よりやや多め。わずかに微発泡。とはいえ、かなり秀逸なデイリーワインですね。あわせる料理のレンジもかなり広そうです。今日はノルウエーサーモンの刺身といただきました。脂が多めでしたが、ドライなワインとの相性もよいですね。口中がさっぱりしてミネラルが際立ちます。

Vdp Vaucluse Rouge  1999

ヴォークリューズ1999
ヴォークリューズ1999

2006.1.19

ヴァン・ド・ペイ ヴォークリューズ・ルージュ 1999

ドメーヌ・デ・トゥール

Cave de Oyaji 1,680円

シャトーラヤスのエマニュエル・レイノー氏が作るテーブルワイン。しかしVdPと侮ることなかれ。香りはズバリ干し柿、ドライフルーツの杏子。線香の香り。アジアンスパイスが効いています。ザクロのような野趣あふれる酸は、輪郭がくっきりしていてやや甲高い。果実は中程度ながら液全体に果実が染み渡っているような印象でスムーズに飲めます。密度を感じますね。香りから味わいへとつながるスパイシーさも顕著。余韻に残るアロマも豊富で、グルナッシュの男っぽさの部分が前面に出たワインではないでしょうか。価格に妥当なワインです。ちなみに夕飯の一品、ざる豆腐青紫蘇ダレには思いのほか合いました。豆腐が口中をすっきりさせつつもタレが味覚に残り、これとワインの酸がマッチしていました。


Chateau d'Hugues(シャトー・デュッグ)

Vendange des Chefs 2003

デュッグのメルロー
デュッグのメルロー

2006.5.21

ヴァンダンジュ・デ・シェフ 2003

シャトー・デュッグ

Cave de Oyaji 2,600円

休日に昼間からワインを開けようと、デュッグのプライベートメルローから仕込んだワインをチョイス。昨日届いたばかりで状態は落ち着いていないはずですが、以前から楽しみにしていたので。朝顔の花のような赤紫の色合い(もう少し濃いですが)。香りはメルローだけれど、干草や下草の香りのニュアンスがローヌを感じます。ワインは葡萄品種でのみでないことが即座に感じられます。やさしいやわらかな口当たりでみずみずしくなめらか。日中の室温が25度ほどある状況での抜栓で、ワインもやや温度が高めでしたが、ぬめり感や酸が強調されることなく、どこまでもやわらか。凝縮が売りでなく、みごとに均整が取れたやさしいミディアムボディに惹き付けられます。難しく考えずに、プライヴェートでも仲間とでもグラスを傾けやすい、自然体なメルローです。


Domaine Leonine(レオニヌ)

Vdp "Carbone14" 2005

"カルボンヌ14"2005
"カルボンヌ14"2005

2007.2.24

ヴァン・ド・ペイ"カルボンヌ14"2005

ドメーヌ・レオニヌ

Cave de Oyaji 2,800円

めったに出ない、太鼓判ワインの登場です。酒販店からいただいた情報によれば、ラングドック山中スペイン国境近くの畑から当主ステファン・モラン氏初リリースとなるグルナッシュ主体のワインとのこと。色は淡いルビー、ほのかに微炭酸もすぐに抜けていく。フレッシュかつ芳醇な杏子のアロマ、紅茶葉のアロマが広がる。口に含むと果実のフレッシュさがジューシーで、まるでブドウジュースそのもののような温もりすら感じる新鮮な果実味。色あいからは想像つかないくらいにエキス分が詰っています。タンニンは玉露のようなタッチで洗練された舌触り。重たさはありません。酸も果実味にのってあくまでも旨みを支える脇役に徹しています。抜栓から3時間後は味の密度がさらに増し、まろやかになるのではなく、より鮮明な果実が層を成していくよう。2~3時間で飲みきってしまったためポテンシャルを計るに至りませんでしたが、今飲んで非常に美味しくクオリティが高いワインです。数日前にトルショーを飲んでいたこともありピンときたのですが、あえて誤解を覚悟で申せば、濃いわけでなく密度を感じる旨さにトルショーワインのような造りを感じました。バーベキューと合わせていただきましたが、南仏ワインでこれほどするすると飲んだワインは初めてです。


Chateau Saint Maurice(シャトー・サン・モーリス)

Vin de Pays du Gard Petit Gissac 2006

プティ・ギサック2006
プティ・ギサック2006

2007.8.25

ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール プティ・ギサック2006

シャトー・サン・モーリス

Cave de Oyaji 1,200円

先入観なしで飲んで“高級感のあるルーサンヌ”と思ったらシャルドネのワインとのこと。柑橘系のアタック、中間で桃のようなまったり白系果実のニュアンス。キリリとした酸。ややねっとりしていて厚みがあるワイン。冷蔵庫で冷やしてから飲んだのですが、温度が12度に戻ったあたりからふんわりとした果実の甘みが戻ってきて、ねっとりスッキリと多面的な質感を感じるワインでした。キンキンに冷えた状態で鯛、甘エビなど白身系の刺身と合わせましたが、これがドンピシャのマリアージュ。美味しゅうございました。冒頭に“高級感”なんて表現を使いましたが、ざっくばらんに表現するとまさにそんな感じのワインです。



Domaine.La Croix Belle(ドメーヌ・ラ・クロワ・ベル)

Vdp Cotes de  Thongue No.7 Rouge 2003

2008.1.19

Vdp コート・ド・トング No.7 ルージュ 2003

ドメーヌ・ラ・クロワ・ベル

赤紫の綺麗な色合い。果実味が甘酸っぱく、チャーミングさを供えたワイン。やや粉っぽさを伴うタンニンは舌の上で出涸らしのようなニュアンスで、果実のパワーを感じさせてくれる秀逸なもの。ジビエとプラムのソースによく合いました。このワインもVdpという概念の域を超えた水準のワインです。


Cyril Fhal(シリル・ファル)

Clos du Rouge Gorge Blanc Vdp des Cotes Catalanes 2006

爽やかなガリーグのブーケを感じるシリル・ファル
爽やかなガリーグのブーケを感じるシリル・ファル

2008.8.9

クロ・デュ・ルージュ・ゴルジュ・ブラン 

ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン 2006

淡い麦わら色。色合いとは裏腹に複雑な香りはスモーキー。ワインを崩さない程度に樽も効いています。シロップのような甘さをほのかに感じる一口目に続いて香草のニュアンスもあり、青っぽさにも深みがあります。飲んでレオニヌのラ・キンタを二周りくらいさらに複雑にしたワインのような印象でしたが、このワインはマカブー種がメインとのことでした。 このワインに合わせた料理は和牛肉のカルパッチョ。

クロ・デュ・ルージュ・ゴルジュ・ブラン
クロ・デュ・ルージュ・ゴルジュ・ブラン

そしてパッションフルーツのヴィネグレット、香草サラダ。ワインとパッションフルーツが見事なマリアージュを見せてくれました。和牛肉も脂身がなく、生肉っぽさが複雑な白とかみ合い、思いのほかすっきりと合わせることができました。時間の経過とともにミネラルもはっきりと感じられるようになり、複雑さも兼ね備えています。Vdpでこのクオリティは素晴らしい。掘り出し物といえるでしょう。ラングドックのステータスを押し上げるワインですね。


Dom.Condamine Bertrand(コンダミン・ベルトラン)

Elixir 2003

エリクシール 2003
エリクシール 2003

2010.2.24

エリクシール 2003

コンダミン・ベルトラン

Cave de Oyaji 3,675円

今週は今のところ発作がなく、調子は悪くありません。と、良好なことを書くと、とたんに悪くなる傾向があるのですが、この調子が続けばと切に願います。明日はぷちぷちらぶらぶわいんの授業参観に行きます。もうすぐ小学校卒業ですが、成長した姿を集団生活の中で少しでも垣間見れればと思います。今日は久しぶりにエリクシールを飲みました。2年ほど前に飲んだときは、液体の濃さに果実の旨みがややマスキングされた印象でしたが、今回はまた違った顔を見せてくれました。色は殆ど黒に近い紫。香りは強めで、黒系果実、甘草、スパイスの香り。

エリクシール 2003
エリクシール 2003

味わいは思いのほか濃すぎず、さらりとした質感。果実味はジャムのように凝縮していますが、液の見た目よりも熟成感があり、溶け込んでいます。酸はミネラルを伴い、棘がありません。こなれてきています。後半で樽のニュアンスが味わいを美味くフェードアウトさせています。口中に残る余韻も長く、熟成感のあるシラーの旨みを感じます。少し熟成したシラーのお手本のようなワイン。時間が経つにつれ香味が良くなり、じっくり時間をかけて味わう楽しみもあります。キャンディのような甘みも好印象です。

Vin de Pays d'Oc Viognier 2007

ヴィオニエ 2007
ヴィオニエ 2007

2009.6.12

ヴァン・ド・ペイ・ドック ヴィオニエ 2007

コンダミン・ベルトラン

Cave de Oyaji 2,940円

今日は暑い一日でした。梅雨に入ったとたんに晴れるのですから天気ってそんなもんなんですね。こんな暑い日はビールを飲んでからワインを・・・といきたいところですが、チャンポンすると体調がどう反応するかわからないので、ワイン優先にしました。もちろん白を選びましたよ。ワインクーラーで冷やしてからいただきました。輪郭くっきりの味わい。トロピカルフルーツ、バナナ、メロンなどフルーツの味、ニュアンスが幾重にも感じます。独特のラムネのような味も・・・これってどこかで飲んだ味なんですよね。けっこう最近のような。ってこのワイン、1月にむなかたで飲んだワインでしたよ。サイダーの味ではっきりと記憶が蘇りました。独特の味わいにオイリーな質感。口中ではナッツのニュアンス。後味に茎やゴムのニュアンスを伴うほのかな苦味。ワインの温度が上がってくるにつれて、サイダー感は薄らいでいきました。独特の味わいは好みが分かれるかもしれませんが、むしろこれからの季節にはぴったりのようにも感じます。濃い味付けの料理にも合うだけの肉付きがあり、キンキンに冷やしてからバーベキューなんかで屋外で飲んだら最高だろうなぁ。と、ベランダで夕風に涼みながら飲んで感じております。

Vdp Viognier 2007

ソーダの香りが印象的なヴィオニエ2007
ソーダの香りが印象的なヴィオニエ2007

2009.1.17

ヴィオニエ 2007

コンダミン・ベルトラン

一口飲んだ瞬間に「おー。これは・・・」インパクト抜群のヴィオニエです。けばけばしいとまではいきませんが、派手な印象のワインです。何が派手かって口中での南国フルーツ感と、独特の香り。ソーダ水の香りです。どこかで嗅いだ事あるな、この香り・・・。ガリガリ君だ。昔からあるソーダ味のアイスと同じ香りです。ここまで書くとどぎついワインなのかと誤解されてしまいそうですが、そうではありません。ふくよかさもあり、酸が控えめで、飲んでみれば、けっこうするすると口に運んでしまう秀逸なヴィオニエです。

Elixir 2003

エリクシール 2003
エリクシール 2003

2008.11.21

エリクシール 2003

コンダミン・ベルトラン

Cave de Oyaji 3,675円

テクニカルによるとシラー種90%以上のワインとのこと。黒に近い濃いガーネット。黒系果実の香り。液はトロリとした質感。思わず舌がびっくりするくらいのとても目が詰まった果実とタンニンと高いアルコール感。舌中で熱い(厚い)アタックと喉で甘いアフターの2面性がスムーズで、バランスというよりは特異な特長のようにも感じます。豊富なタンニンもスパイシーかつ甘いのですが、とてもスムーズでまだ若い2003年ながらもう飲めますね。その点はVTの特徴なのかもしれません。そういえばボルドーも同年のものは早くから飲めましたからね。

Elixir 2001

2005.10.30

エリクシール 2001

コンダミン・ベルトラン

シラーのスパイシーさが前面に出たワイン。ほのかにハーブ香も。目が粗いタンニンでぐいぐいと攻めてくる。タンニンの奥から果実が出てくる印象も面白い。ホロホロ鳥のグリエとトリュフソースによく合いました。


Grauzan(グローザン)

Vin de Pays d'Oc Viognier 2004

グローザンのヴィオニエ
グローザンのヴィオニエ

2005.12.24

ヴァン・ド・ペイ・ドック ヴィオニエ 2004

グローザン

Cave de Oyaji

抜栓時はゴムの香りが強く、マーガレットのような花の香り、バナナも香ります。味わいは皮ごと絞ったグレープフルーツのような濃い酸と中程度の苦み。ヴォリューム感がありグラも強く、飲みごたえがあります。ヴィオニエ独特の香りと味がとても分かりやすいテキスト的ワインではないでしょうか。これが1,000円前後とはかなりのコストパフォーマンスですね。烏賊や帆立の刺身によく合いました。十分な酸やフレーバーからすると魚介のパエリアなんかにもあわせてみたいですね。


Les Vignerons du Val D'orbieu(レ・ヴィニュロン・デュ・ヴァル・ドルビュー

La Cuvee Mythique Rouge 2001

キュヴェ・ミティーク
キュヴェ・ミティーク

2004.12.6

ラ・キュヴェ・ミティーク・ルージュ 2001

レ・ヴィニュロン・デュ・ヴァル・ドルビュー

1,400円

生産元のヴィニュロン・デユ・ヴァル・ドルビューは、ラングドック・ルーション地方の17の農協と200軒余りの独立した農家が所属してできており、農家から厳選したキュヴェによりこのワインは造られます。1/3が新樽で、9ヶ月から12ヶ月の樽熟成の後、最低6ヶ月の瓶熟を経て出荷されます。ミティークの意味は神話。ラベルのフクロウは知恵の象徴。漫画の「ソムリエ」で紹介されたことでも有名。やや知れ渡った感は否めない、ある意味有名なワイン。”華やか”ではないが、イチジクやプルーンといったドライフルーツのような香りはかなりの期待を持たせてくれる。しつこく嗅ぐと感じる胡椒もなかなかスパイシー。味は一貫してまろやかそのもの。樽は中庸で果実味がメイン。後口のタンニンと余韻はそこそこ力強さを感じる。酸とタンニンが出すぎずに果実味を主体に感じるようにワインとしてはうまくまとまっているが、完成品としては研磨されていない。このクラスの値段ならいたしかたないところか。1,000円くらいで手に入れられれば文句無くお薦めのワイン。今日の夕飯はおでん。はんぺんなど汁を吸った練り物のジューシーさもこのレヴェルの樽なら味を損ねることも無い。オールマイティさも売りのワインなのかも。 


Domaine de Robert (ドメーヌ・ド・ロベール)

Vin de Pays d'Oc Merlot 2007

ドメーヌ・ド・ロベールのメルロ
ドメーヌ・ド・ロベールのメルロ

2010.1.16

ヴァン・ド・ペイ・ドック メルロー 2007

ドメーヌ・ド・ロベール

錦本店 950円

ほとんど黒みがかった色合い。香りは、ベリー、なめし革、丁子、インクの香り。スモーキーなタンニン。ジャムのように果実の甘さが乗っていて密度が濃く、ねっとりした液。ボルドーワインのような西洋杉のニュアンスも。充実したタンニンの後に広がるどっしりした酸、続いて広がる果実の甘みはまるで波打ち際のよう。舌に残るタンニンは大いに満足感を与えてくれます。これは何ともコストパフォーマンスに優れたワインです。とても1,000円そこそこのワインには思えません。香りひとつをとっても、土の香りを嗅いだような充実感があります。時間を置くと液全体が丸みを帯びてマイルドさが増してきます。深遠さはありませんが、ボルドーの5級クラスに十分匹敵しうる素晴らしいワインです。(1.17)二日目の味わいは初日をさらに上回っています。果実は生き生きとしたままでよりくっきりとし、甘みは倍増です。タンニンはややざらつく質感を残しながらも舌の上で存在感が光ります。現在、アルコールに少し弱い管理人としてはパワフルすぎるほどの酒躯ですが、飲んで満足度の高いワインです。