【プラチナチャレンジ15泊目】
プラチナチャレンジもいよいよ残すところあと2泊。その内の1泊に、今回は初めての訪問となるフェアフィールド・バイ・マリオット栃木もてぎをチョイスしました。フェアフィールドということで今回もバウチャーの利用です。北関東自動車道の宇都宮上三川インターから車を走らせ40分ほどで到着。市街地からは離れた道の駅の道路向かいに佇むフェアフィールドですが、近くにはツインリンクもてぎやSLの走る真岡駅などの著名な観光スポットがあり、タッグを組む隣接の"道の駅もてぎ"も栃木名産の苺の季節の訪問であったこともあり活気がありました。
道の駅もてぎで、特に印象的なのは売られている苺の大きいこと大きいこと。名産の"とちおとめ"や新品種の"とちあいか"が所狭しと売られていますが、とりわけ"とちあいか"の大きなものは、Lサイズのみかんほどの一粒の大きさがあり、びっくりしました。また、バウム工房ゆずの木で売られている完熟苺の米粉パンケーキサンドは絶品で、ふわふわの米粉パンケーキ生地にホイップクリームがたっぷりと乗り、さらにイチゴがクリームの上や中にたくさん入っていてボリュームも満点です。この季節のみなのかもしれませんが、見かけたら是非食べてほしい美味しさです。今回は、そんなフェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎを宿泊記として紹介します。
ホテルに入ってロビーの共用スペースからテラス席に出ることができます。ホテル正面ではなく裏側に位置していますが、朝日が注ぐため日差しがあると、冬でもポカポカ陽気の中で朝食やコーヒータイムを過ごせます。程よい庭木の配置や格子の目線や見える裏山的な景色は、不思議と落ち着くもので気に入りました。
フェアフィールドではおなじみの木のぬくもりを感じる調度品のテーブルや椅子席ですが、こちらのホテルでは大きなガラス窓越しに庭のテラス席もロビー席のように見える視覚効果があるため、室内の空間と相まってとても広々とした開放感を感じる共用スペースとなっています。
共用スペースの椅子は一つ一つ個性的で大きく造られており、ゆったり座ることができます。大ぶりな木のテーブルも、食事をとったりコーヒーを飲んだり読書をしたりと、使い勝手が良く、これだけ大きな家具はなかなか個人では手に入らないため、非日常的な贅沢を感じます。もちろん、アクリルパーテーション完備のコワーキングスペースもあります。
キッチンコーナーはバルミューダのトースターや製氷機が完備の他、紙皿やプラスチックのフォークやスプーンもあり、これは持ち込みの食事に大変助かりますね。コーヒーサーバーのほか、ティーパックも揃っており、インスタント味噌汁もあります。また、キャッシュレスの売店もあり、インスタントなどの軽食であればホテル内で買って済ますこともできます。
廊下やエレベーターホールなども木目調で、暖色の灯りに照らされとても安らぐ雰囲気に溢れています。どこのフェアフィールドでも同様な雰囲気であるため、各地で泊まれば泊まるほど自分の家のように不思議と愛着が湧いてきます。
スタンダードキングの部屋は25㎡ながら、洗面台を部屋の真ん中に配置する事で横に吹抜けの広い空間を確保する秀逸な造りです。今回は3階の部屋で正面側の向きの部屋でした。冷蔵庫やミニキッチンはコンパクトにまとまっていて使いやすく、最低限のものは揃っています。お気に入りは造り付けのソファで、窓から外を見ながら腰掛けたり、丸いテーブルと併せてコーヒーを飲むのに寛いだりと、フェアフィールドの滞在で常に活躍する家具となっています。
壁に備え付けのテレビが大きいのもフェアフィールドの特長です。ベッドから見て正面の壁に設えてあるため、ベッドで枕を背もたれに見るとベストな配置となっています。もちろんソファに座りながらでも斜めからですがちゃんと見えます。1人で泊まっても2人で泊まっても、ベッドとテレビはホテル滞在をくつろぐためにとても重要ですよね。私はマリオットのプロモーションチャンネルが好きなのですが、特にフェアフィールドのチャンネルは超短編で映像が洗練されていて特に好みです。写メは一番好きなシーンです。
水まわりの統一感もフェアフィールドの特長です。やはり木を感じる造りで、洗面台、シャワールーム、お手洗いがコンパクトに、でも充分な広さを確保した配置になっていてとても使いやすいです。プラチャレ以前からフェアフィールドを利用しているため、この統一感は自分の部屋のように錯覚してしまいそうなくらいで、我が家もこんなだったらなぁと思うことしきりです。
ミニバーと冷蔵庫は最低限のものは揃っていますが、コーヒースティックや煎茶類は1階の共用スペースにもあるため、使う機会はあまりないかもしれませんね。フォークやスプーンや取皿などが部屋にあると、持ち込み前提のフェアフィールドとしては部屋の滞在の使い勝手が向上するかと思います。部屋からの景色は正面の道の駅駐車場ビューでした。
朝食は予めホテルにお願いしていた"朝食BOX"です。1人前で2,000円也。製造元はホテル若葉と書いてありました。近くにある割烹ホテルのようですね。内容は柚子を使った酢の物や寒天デザートのほか、鮎の塩焼き、湯葉や地場野菜の煮物など種類豊富なおかず重と、ご飯物が別重になっている二段重ねの豪華なお弁当でした。
お弁当のご飯物は、いなり寿司や山菜を巻いた変わり寿司、玉子で包んだちらし寿司などバラエティに富んでいてボリューム満点です。とても美味しいです🍀2泊するなら1泊はこちらのお弁当を朝食にしてみると良いですね。道の駅に行けばベーカリーコーナーもレジ近くにあるため、パンを買ってトースターで温めて朝食に頂くのもありです。
宿泊を振り返り、栃木のフェアフィールドとしては、スイーツを食べたいならこちらの"もてぎ"がおすすめで、温泉を求めるなら"宇都宮"。日光観光の拠点としてなら"日光"といった感想です。今回は苺のインパクトを感じたフェアフィールド・バイ・マリオット栃木もてぎでした。