【プラチナチャレンジ13泊目.14泊目】
プラチナチャレンジも終盤の大詰めにカテゴリー7のホテルをチョイスしました。個人的に思い入れのある沖縄のサンマリーナです。正式名称はシェラトン沖縄サンマリーナリゾート。お正月も明けた1月の訪問ですが、夜はやや風が肌寒いものの、日中は日が照るとやはり暖かい沖縄。サンマリーナリゾートはそんな沖縄の真ん中やや下辺りの恩納村の西海岸に位置しています。外観は貝殻をモチーフにした台形状のホテルで、中は1階から9階まで吹き抜け。ホテルの輪郭に沿って北側と南側に客室が配置されています(本館)。このほかにエグゼクティブタイプのサウスタワーがあるようです。
チェックインは15時、アウトは12時が基本のホテルですが、私が到着したのは14時。1時間早めでしたが、お部屋は準備出来ているとのことで、快くアーリーチェックインに応じてくれました。一方、チェックアウトの日は週末で宿泊客が多いとのことで、レイトチェックアウトはなりませんでした。ところが、サプライズだったのは、お部屋のアップグレード。予約していたのは1番安い"パーシャルツインの一部オーシャンビュー"という部屋でしたが、案内いただいたのは9階の"オーシャンメゾネット、2階式ロフト、メインタワー"という部屋でした。
これは何と最上階の2階部分もある部屋へのアップグレードでした✧*。٩(ˊωˋ*)و✧*。本館北側に面した部屋になります。価格にすると倍以上するお部屋で、ゴールド会員にも関わらず素敵なアップグレードを経験することができました。1階から9階までエレベーターで上がる途中は館内の吹き抜けを見ながらになりますが、東側の海が吹抜けの奥に見え、海の見える目線が上昇していくのがオーシャンビューのホテルならではと思いました。部屋は横幅はそれほど広くありませんが奥行があり、バルコニーも広々としています。メゾネットタイプということで螺旋階段で2階部分に行くことが出来、2階は琉球畳敷きの和室風で、6畳くらいのスペースに布団が3つ敷いてありました。なお、2階にあるのは布団とテレビと電話、クローゼットのみになります。1階はダブルベッドがありテレビや冷蔵庫、浴室やトイレなど生活の拠点はやはり1階部分になります。2階部分は寝る場所として利用しない場合は、それほど使い道はないかもですね。とはいえ、螺旋階段のある室内はゴージャスで非日常感満載。素敵なお部屋です。浴室は広々としていてバスタブもゆったりしています。シャワーは大きなレイン式もあります。マリオットらしいゴージャスな浴室周りです。再びリビングルームに目をやると、白が基調の部屋は清潔感があり、どことなくコーラルをイメージする明るさがあります。テレビやロフト部屋など細々と目を向ければやや古さを感じるものの、総じて素敵なお部屋と感じられる好印象の部屋です。
部屋の面積は1階と2階あわせて52㎡とゆったり。そして改めて書かせていただくと、サンマリーナリゾートのお部屋の真骨頂とも言えるのがバルコニーの見晴らしの良さでした。イスが2つとテーブルがあり、バルコニーでドリンクやお菓子などをいただきながらゆったりと海の景色を眺めるのは最高に贅沢な時間でした。
気になるゴールド会員の特典としては、嬉しいお部屋のアップグレードのほか、別棟の大浴場と屋内プールの利用が無料、駐車場無料、ウエルカムスイーツとして部屋に紅芋タルトやちんすこうなどのお菓子があるといったところでした。なお、駐車場はチェックイン時に滞在記録を記憶した駐車券を受け取り、滞在中は自由に車の出し入れが可能で、これは便利でした。
メガジップはサンマリーナリゾートの目玉とも言えるアトラクション。ターザンのようにロープにぶら下がりながら長距離を移動するもので、宿泊客でなくとも参加できる人気のアトラクションです。料金はビジターで2,200円、宿泊客は1,320円になります。ビーチカウンターで支払いを済ませ、メガジップ受付で安全講習を受け、ハーネスなどを装備したらスタート地点に向かいます。スタートはプールのチューブ滑り台のスタートと同じ場所になります。地上30メートル近い高さかと思います。そんな高所から、ハーネスをロープに装着し、約30秒くらいかけてゴールの灯台地点まで空を飛びます。スタートするとまず下に砂浜が見え、スピードを上げながらさらに海の上を低空で駆け抜けます。段々と高度が下がり、まるで海の中に飛び込んでいくようなスリリングな体験です。さらに有料でドローンで記念撮影(写メ+動画)もしてくれます。このメガジップ体験は想像を遥かに超えたスリリングなもので、人気があるのも頷けました。
朝食はダイニングルーム"センス"でいただきました。メニューは沖縄料理から和洋なども含め品数豊富で、2日間で2回の朝食の機会でも全種類を食べきれないほどでした。パンは大ぶりなシェラトンクロワッサンをワゴンサービスで届けてくれる他、マンゴーデニッシュやベリーデニッシュ、マフィンなど種類豊富。チーズもカマンベールを初めいろんな種類があります。
沖縄料理はジューシー、沖縄そば、クーブイリチーやチャンプルーの他、ジーマミー豆腐やゆし豆腐、グルクンの唐揚げなどもありました。洋食はハーブソーセージやアメリカンソーセージ、ベーコン、ポテトにスクランブルエッグと定番もしっかり。ドリンクはこれまた種類が多く、オレンジやアップルのほか、マンゴー、シークヮーサー、グァバなど南国ならではのジュースも。
印象に残ったのは黒糖フレンチトーストの美味しさとライブキッチンでのオムレツです。オムレツはゴーヤ、アーサーなど沖縄の食材も入れることが出来、沖縄ならではの味を楽しめました。
忘れてはならないのが朝からのデザート。種類はすごく豊富というわけではありませんが、ミニケーキやババロアなどのほか、パイナップル、メロン、オレンジ、ピンクグレープフルーツ、ドラゴンフルーツがあり、美味しかったです。朝からお腹いっぱいになり、お昼ご飯はとても食べれないくらいの存在感ある朝食ビュッフェです。
紹介した朝食メニューは実際に目にしたメニューのほんの一部です。掲載しきれない多くの美味しいメニューを是非皆さんにも味わっていただきたいです。
琉球マルシェ 冬の"まーさむん"と銘打った夕食ビュッフェをいただきました。まーさむんとは、美味しいものの意味。その名の通り、美味しいものたくさんのビュッフェは種類も美味しさも圧巻の内容でした。
特に美味しかったのは、好きな海鮮ネタを丼にできる勝手丼。ハマチやマグロ、海老などの美味しい刺身を酢飯に乗せながら自分好みの丼を作るのはとても楽しい。このほかにもライブキッチンの鉄板焼き(海老、ムール貝、アグーの豚トロ)やローストビーフ、天ぷら(ゴーヤ、かぼちゃ、ニンジン、シイタケ、海老、マグロ)は出来たて熱々をいただき最高に美味かったです。ピザやパスタ、エビチリなどこのほかにも美味しいメニューがいっぱいありましたが、全種類食べきれないのが残念でした。
別腹のデザートはケーキ類などボリューミーでガツンとくるスイーツが目白押し。圧巻は"南国フルーツのなが~いショートケーキ"です。最初にカットしたため、何となく作品を最初に触ってしまったような罪悪感がありましたが、ひと口食べたらもうひたすら美味しいだけでした🍀ダイニングルームセンスのビュッフェは、サンマリーナに来たら是非食べて欲しいおすすめの夕飯です。
サンマリーナリゾートは広大な敷地にホテルのほかビーチやチャペル、サウスタワー、スパプール棟などがあり、散策していても全く飽きません。朝や昼、そして夕暮時など時間それぞれで素敵な景色を楽しみました。滞在中はビーチや灯台散策の他、テニスやメガジップも楽しみました。夜は大浴場にゆったり浸かりリラックスできましたよ。お部屋や食事以外にも楽しかった場面を写メでいっぱい散りばめてみました🍀
サンマリーナリゾートは、カテゴリー7ながら敷居が高すぎず私のような庶民でも快く受け入れてくれる懐の深いホテルでした。お客様の層も、かなりの常連と見受けられる方々から若者カップル、親子連れと全ジャンルが集う印象で、どことなくマリオット修善寺をイメージするファミリー向けホテルの印象。そんな理由もあって何となく雰囲気的にはカテゴリー5のホテル的な感じがしました。しかしながら、スタッフの対応(特に若いスタッフの方ほど丁寧で好印象)やチェックアウトのあと2日後には速やかに実績加算がされるなど、基本中の基本をしっかり抑えてくれる安心感と安定感がカテゴリー7たる所以なのだろうとも感じました。なお、プラチナエリートであれば専用ラウンジを利用できたり無料アクティビティの幅も広がるため、プラチナエリートになれたなら、すぐにでもリピートしてみたいホテルになりました。