2022年11月下旬に訪問したAMEX京都特別観光ラウンジをリポートします
予てから行ってみたかった秀吉とねねゆかりの圓徳院。アメックスのラウンジを併設していることもあり、京都を訪れたタイミングで思い立って訪問しました。京阪線祇園四条駅から徒歩20分程にあります。八坂神社を超えて5分程の距離にあります。アメックスラウンジからの入場は正面からではありませんが、休憩が終わって拝観に向かう通路内で一般拝観と合流する形になります。休憩はラウンジ内の椅子に腰掛けて昆布茶と飴菓子をいただきます。この後の拝観は季節にもよるのでしょうが混雑する場合がありますので、ゆったりと過ごしたい方はラウンジでしっかりと休憩されてからがよいかと思います。ラウンジから眺める庭園は拝観経路にあるものより落ち着いた感じになりますが、京都に来たことを改めて感じる静寂の贅沢さを感じます。なお、休憩と拝観を合わせて1時間はかかるものと見ておいたほうが良いかと思います。
圓徳院(AMEX観光ラウンジ)へのアクセスは、八坂神社の中を通り抜けていくことも可能です。途中細い小路を通りながらで目立った表示もなくわかりにくいですが、私はスマホのナビを利用しました。ラウンジは小道の奥にひっそりと佇んでいますが、利用するアメックスホルダーは次々と訪れており盛況でした。それほど良いベネフィットということなのでしょう。到着すると小ささ鐘を鳴らして案内の人を呼びます。鐘はごく小さな音です。アメックスカードを提示し、靴を脱いで入場します。靴はビニール袋をくれるので持ち歩く形になります。案内された席に着席すると、5分から10分くらいで昆布茶と飴が運ばれてきます。スタッフの方は少ないので席に座ってもお茶等を忘れられてしまう方もしばしば。このあとに来られる方の休憩場所を回転よく確保するためにも、なかなか出てこない場合は声がけをおすすめします。
厳かな茶器で昆布茶をいただきます。温度は低めなので安心してほっと一息つきながら飲めます。落ち着いた館内と庭園を目の当たりにすると、自然とその風景に見入ってしまいます。そんな静寂の時間を楽しみます。休憩後の拝観は出口まで歩く経路でまっすぐ出れば10分ほどですが、途中にある様々な文化財や庭園をじっくり見ながらをおすすめしますので、まずはラウンジでしっかりと休憩を取りましょう。
歩きながらの拝観では、大きく二箇所の庭園を楽しめます。上の写真は北庭の庭園になります。拝観は畳に座りながら、空いていれば縁側に座りながらじっくりと庭園を満喫できます。北庭の拝観の間では1,000円で抹茶を頂くこともできます。大きく見事な石庭と真っ赤な紅葉が秋の京都の素晴らしさを感じさせてくれます。
拝観に祭し、すぐ目に入るのがこちらの南庭です。実際に白砂のきれいな線引を目にする機会はなかなかありません。昔教科書で見た枯山水以来です。こちらでは縁側に座って紅葉と白砂の対比をじっくりと楽しみました。こんな素晴らしい庭園を無料で拝観できるのは大勢のアメックスホルダーが訪れるのも頷けます。京都ということもあって着物を召して訪れている方もいらっしゃいました。
それぞれの特徴のある北庭と南庭、皆さんはどちらが好みでしょうか。秋ということもあり紅葉が素晴らしく、良い季節に訪れることができました。また違う季節に訪れる楽しみができました。夏の緑深い庭園も良さげですし、雪の積もる季節も雪化粧に庭園が映えそうですね。
拝観は庭園だけでなく、途中にある襖絵や絵画などの貴重な文化財も楽しめます。ラウンジとしてだけでなく、しっかり鑑賞を楽しめる贅沢な圓徳院は素晴らしいですね。なお、圓徳院の拝観は一般は500円のようです。はるかに価格以上の訪れる価値のある高台寺塔頭 圓徳院でした。